☆ 森のようちえんとは?☆ |
1970年代にデンマークで始まったシステムで、先生と園児が、共に森の中での生活を楽しむ幼児
教育活動です、ヨーロッパではこのシステムを採用する幼稚園が多く、ドイツでは300園以上の幼稚園がこのシステムを採用しています。
「どんぐり 森のようちえん」の子ども達は午前中を中心に、園外の「フィールド」と呼んでいる森・山川・海・公園などの自然環境の中で、おもいおもいに自然と関わりながら活動をします。
活動の内容は「ツリーハウス作り」「木の遊具作り」「自分たちの手による野外炊飯」など、「森のようち
えん」ならではのものとなりますが、午後は「幼稚園教育要領」に基づいた「製作」「絵画」等の年齢に応じた幼稚園と同様・同等の教育内容もコースの活動になります。
森のようちえんに通う子どもたちは、森の中で新鮮な空気を吸い、十分な運動をしているので病気に
なりにくく、午前中森でしっかり遊んでくるので、午後は静かに屋内で過ごし夜も熟睡できるなど
さまざまな効果が認められています。
その他、通常の幼稚園児と比べて以下のような特徴を持つそうです。
1.年下の面倒見が良い
2.喧嘩が少ない
3.問題解決の道を子供たちだけでも見つけることができる、などなど・・・
自然の中で自然の素材を使って飽きることのない遊びを創造する「発明家」を森で育むのが
『森のようちえん』です。 |
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☆ 「森のようちえん」教育方針・方法 ☆ |
「森のようちえん」の子ども達は、園外の「フィールド」と呼ばれる森・山・川・海・公園などの、自然環境の中で、思い思いに遊ぶ活動を行うことで、
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◇ 「怪我を恐れず・健康で丈夫な身体を」 |
◇ 「多少の出来事ではへこたれない強い心を」 |
◇ 「危険な物・事・場所を自分で判断できる判断力を」 |
◇ 「様々な環境や素材の中で、自由な発想力や考える力を」 |
◇ 「お互いに協力したり、おもい・ねがいを共有することで
人との繋がりや人の温かさに気づく心を」 |
◇ 「自然に触れ・肌で感じることで、自然の偉大さや、厳しさ、優しさを」 |
◇ 「テレビやゲームでは絶対に体験できない、本物の体験を」 |
育みます。 |
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現代の子ども達には不足していると指摘される |
「場面や状況を的確に判断することで、誰かの指示を待つことなく自分で考え自分で
的確に行動する力」 |
を育む基礎となるのは、生活の中での気付きが大きな役割を占めます。自然の中には、日常生活以上に気付きのチャンスが沢山あり、そのチャンスをコースの子どもたちには力強く手にして欲しいと思っています。 |
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「森のようちえん」は、屋外での活動のみを行うのでは無く、文部科学省の設定する
「幼稚園教育要領」に基づき、教育目標を設定し、子ども達の年齢に適した活動も
十分に指導計画へ盛り込みます。 |
主たる活動の場は屋外にとなりますが、どんぐり内には「森のようちえん」のクラスルームもあり
屋外活動の前後、悪天候の場合、指導計画上必要な屋内活動は、クラスルームで行います。 |
屋外での活動が主になりますので、ご家庭での体調管理等も重要になることから、ご家庭との連携を
深め園と家庭の協力体制の下で子ども達を育むことが出来るように努力いたします。 |
「森のようちえんの写真はこちら!」
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